いつも変態な骸へ。




この日だけは、素直になりたんだよ。俺だって。








「クフフ…どうしたんですか?綱吉君」







だから、わざわざ骸を家に呼び出して。


リボーン達には買い物という名のもと、家から出てもらった。


だから、家にいるのは骸と俺の2人だけ。







「えっと……」


「なんですか?……あ、もしかして誰からもチョコがもらえなくていじけているとかですか?」


「きょ、京子ちゃんからもらったから!!」





あと、ハルからもらったけど……


友チョコみたいな感じで。






「…で、僕を呼びだした理由は?」


「……今日…位は、いいかな……って。」


「?何がです?」







何でこういうときだけ鈍いんだよ!!



察してよ!!






「……っ、目、つぶって?」






おどおどしながら言って。


怪しまれるかと思ったけど、結構素直に目を閉じてくれた。




ドキドキうるさい心臓。






深呼吸して、骸の目の前にじっと見つめて。



思い切って




ちゅ。





キスをした。






骸がするみたいに、ふ…深いのはできないから…ちょっと唇が重なるだけだけど。




顔が真っ赤になって、恥ずかしさから俯いた。








「綱吉君?これは、バレンタインとか言いませんよね?」


「!?…バ、レンタイン…だけど?」








骸がわざとらしい溜息を吐く。


そして俺と目が合った瞬間、俺の腕を引いて






気づいたら骸の後ろに天井が映っていた。


ベッドに押し倒されたと気づくのに時間がかかって。




息が苦しくなって、骸にキスされているとわかるまで数秒。









「……んッ………は、あぁッ……」


「これくらい、してください」





ひんやりと冷たい手が、俺の服の中に入り込んで、肌に触れてくる。


ぎゅ…と骸の腕をつかむんだけど、耳元で息をする骸はものすごく官能的で





「……んぅ…ふ、………むく、ろ………さわ、て…?」






声に、酔ってしまう。






「それでは、いただきます」






耳元でそう囁くと、耳たぶを舐めて、甘?みして。

首にチクッとした痛みが走る。




多分、またシルシをつけたんだろう。とか思いながら、俺も骸の首筋に痕をつけた。



チョコよりも甘くて。癖になりそうな骸の舌で。





大好きな骸の腕の中で、眠りについた。








(骸の匂いって落ち着く…)(クフフ…ありがとうございます)

(HappyValentine...)



END...
09.02,14