突然やけど、明日ボクと乱菊入れ代わります!






























突然そんな宣言をしたのは勿論のこと市丸ギン。

明日の非番を使って、休みたいという松本と変わり1日愛しの彼の元に行こうとしているらしい。


こういうことだけは準備の早い2人は既に技術開発局で薬を作ってもらい、明日に備えた。









「明日はふゆと1日一緒やv」
















***












当日、松本の身体となった市丸は嬉しさのあまり普段より早い時間に起きて彼の元へ急いだ。

もちろん、身体は松本乱菊そのものだ。

流石技術開発局とでも言おう。








「たいっちょー!おはようございまぁすv」

「ま、松本・・・今日はやたらと早いんだな。」







日番谷は目を丸くして驚いていた。

それもそのはず。

いつもの遅刻に遊び心満載の彼女が時間通り・・・・・

いや、出勤時間にしては早過ぎる時間に(仕事はきちんとやってくれるかは定かではないが)元気そうにくるのだから。

松本(市丸)は白くてカワイイ日番谷に抱き着いた。





「そらーもう
1日冬とべったりまったり・・・・・・じゃなくて、副官なんで当たり前ですよぉv」





日番谷は自分の副官の様子が変で、しかも何故か誰かを思わせるような発言があったことに疑問をもつものの



"遅刻をしなかった"



という事実に感動し、細かいことは気にしないことにした。






未だに引っ付いたままの松本(市丸)を気にする事なく椅子に座った。

いつものように。




(あれ?・・・・・なんかボクの時と違うような・・・・・

あ!そうや!!いつもなら「邪魔だー」とか言うて殴られるんやけど・・・・今日は殴られてへん)





そんなに殴られたいのか市丸よ。

Mな思考をする危険人物市丸。いつもはしない書類に筆をゆっくりだが進めている。



もちろん視線は日番谷に向けたままだ。

そわそわと時間と扉をよく気にしているのが見て取れたが、市丸には目の前に日番谷がいるという幸せなことに気付かないでいる。




そうこうしているうちに1日はあっという間に終わってしまった。




――――んなアホな!!(by市丸)








「松本。

今日は(気持ち悪いほど)珍しく遅刻しなかったし、仕事も(まぁ、何もやっていないよりマシな程度で)やっていたしな。

あがっていいぞ(できれば明日からもそうしてくれ)」



「はぁいv(ふゆの為やったら24時間一緒に行動してもええよvV)」








心の中ではストーカーを超えた世界になっていたが、ハッと気づき、市丸は考えた。








(今日過ごしてわかった・・・・)




ソファに身を任せている市丸は(珍しく)真剣に悩んだ。





(ふゆは乱菊にめちゃめちゃあまいんやね・・・・

下手するとボクより乱菊のほうが素直に笑ったりしとる気がするんやろか・・・

・・・・あ、なんかそれはショックやな。落ち込んでまう・・・)






「・・・・と・・・・本っ・・・・・・松本!」

「あ、はい?(せや、今はボクが乱菊やったι)」

「・・・・・来なかったな、あいつ。」






いつもより眉間を寄せている日番谷に市丸が首を傾げた。






「今日市丸って非番だろ?いつもなら(しつこい程)絶対来るのに・・・・・(しかも1日中)」

「・・・・・・・・・」
(・・・・・・そーやったぁぁぁ!!!!)








「・・・・(待て。仕事中いつもよりそわそわしとったのは・・・)隊長、もしかしていつもより仕事が進まなかったのって・・・・」




ドキドキ




「・・・・い、市丸が顔を見せない方が悪いんだからな!なんか調子狂うっていうか
なんつーか・・・・





ほんのり顔を赤くして目線をそらす日番谷の声は次第に小さくなっていく。




(か、かわえぇ〜〜vV)





ほわん、とした笑みをしている市丸。

しかし、それも一瞬だけであり、最大の難関が待ち受けていた。







そう、入れ代わったことを話さずにどう納得させるかということだ。



それもそのはず。

彼は松本として目の前にいるのだ。市丸となっている松本がわざわざ自隊の執務室に顔を出すように見えない。絶対ない。

それどころか茶屋でのんびりお茶をすすっているに違いない。



その後、松本(市丸)は落ち込んでいる日番谷に市丸(自分)が来なかった理由を納得させるのに苦労しましたとさ。

もちろん、いろんな意味で。





















翌日・・・




朝起きると身体は戻っていた。




「・・・・・・」




(なんでやろ・・・せっかくの非番やったのに、全然休んだ気ぃせん・・・)





「あ!冬のとこへ行かな!」









いつもの如く自隊舎に向かう前に愛しき者の元へ向かっていく。

自分の副隊長が涙を流し、目の下に隈をつくりながら待っていることも知らずに

恋人の本音を聞けた市丸は浮足立ちだっていて、日番谷に会ってすぐに抱きついた。


























あの人の代わりにボクが君の傍にいます
あの人の代わりにボクが君の傍にいます
    
それほどボクは君に夢中
それほどボクは君に夢中


























〜おまけ〜


市「ふゆーv」

冬「!い、市丸っ」

市「(あれ?何赤くなっとうの?)」

冬「お、お前昨日の夜さ・・・えっと・・・」

市「・・・(乱菊何やったんや!?)」

冬「〜〜〜〜っ・・・・やっぱいい!!」

市「えぇ!!??・・・(後で乱菊に聞いとこ)」














END
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あとがき

ゆらねに捧げるB.D小説その2

こんなんで納得いただけたでしょうか・・・
文章力がなくてなんだかグダグダ・・・(汗)